やらせ番組や嘘松を楽しむ心構え
トップの画像に特に意味はないです。
いや嘘、あります。
俺やらせ番組や嘘松って大っ嫌いなんだよ、「え?これ作り話じゃんって突っ込んじゃいけないの?え、これ皆マジ話と思って盛り上がってんの?マジ??」って気分になります。
え?え?とか言うのも嘘松さんっぽいな、反省。
トップの画像の番組は厳密にはやらせ番組ではない、ただひな壇トークがあまりにも台本臭すぎて、台本トークも苦手。
まぁそんな事言ったらひな壇セットでひな壇タレントがひな壇トークをしているひな壇バラエティなんて全部台本トークになるのだが。
そしてヤラセ番組はもっと嫌い、パッと思いつくのは逃走中とか?なんでアレが人気シリーズとして未だに続いてるのか分からん。
つまりバラエティ番組全般が苦手なんだな俺は、俺がテレビを見なくなった一番の原因。
と、あと嘘松ね。
「嘘松とは何ぞや」というヒトは、説明すると長くなるから各自ググってね。
いや一応ニコニコ大百科のページでも貼っとくか。
嘘松とは (ウソマツとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
嘘松が何か分からないヒト、読んだ?はい、そういうヒトたちの事です。
自分もTwitterアカウント持ってるんですけど、タイムラインとかに嫌でも流れ込んでくる訳よ、数万とかリツイートされてる嘘松ツイートが。
じゃあ嘘松をリツイートするフォロワーを外せよ!とか言われるかもしれないけど、数万リツイートもされてたら、Twitterやってる限りどうやっても回避不可能なのよ。
じゃあTwitterやめろよ!って、いやまぁそれは、うん。。。
とにかくだ、とにかくTwitterには『ソレ本当にあった事なの?あなたの日常ってそんな周りホモばっかだったり銀魂系ダウナーギャグ漫画みたいな面白いやり取りで溢れてるの?』と言いたくなる様な作り話が溢れてる。
やれなんだ?やれ電車でホモとホモのホモシーンを見かけて心の中でガッツポーズしただの、やれ電車で痛い大人をカッコいいお姉さんが撃退して乗客全員スタンディングオベーションしただの、やれ電車で妊婦が優先席付近で座れないで困ってたら小学生の男の子が席を譲って世の中の男はこうあるべきだの。。。
こういう話の9割は嘘、「今日電車に乗った」までが本当。
ツイッターには、フォロワー数やリツイート数をまるで戦闘力か何かと誤認して、だけども皆から注目を浴びれる特別なスキルも何も無いから、『ほらほら見て見てボクのワタシの日常ってこんなに面白いの!』と創作実話に走るヒトが一定数居る。
だが、
台本臭いひな壇トークのバラエティ番組も、
逃走中みたいなタレントの一挙手一投足全て筋書きが決まってるバラエティ番組も、
ソレ本当にあった事なの?とツッコみたくなる様な創作実話な嘘松も、
彼らにとってはヤラセか台本か創作実話かなんてどうでも良くて、ただただ楽しくて話題性があれば良いみたい、皆が盛り上がってるから俺も盛り上がろうの精神。
ツッコむ事自体野暮なんだろう、頭空っぽの方が夢詰め込めるのだ。
勿論俺だって、ソレをただ楽しんでるヒトたちの目の前で、
『こんなのヤラセじゃん!いくら芸人だからってこんなテンポよく都合よく会話が弾む訳ねーじゃん台本台本!!嘘松乙!!!』
なんて野暮な事は言わないよ、「マジ!?めっちゃ面白くね??」とかって相槌合わすさ、そりゃ勿論そうよ。
でも、そうやって話を合わせてる裏で、心がどんどん削られてく感覚が。。。
本当は、こういう野暮な事を考えもしないで楽しめるリア充陽キャなヒトたちの方がずっと大人で、
こうやって斜に構えて冷ややかな考えを持ってる俺は多分いつまで経っても心の底から陰キャなのだろう。